一部の田では自然にやさしい合鴨農法による栽培を行っております。合鴨農法とは農薬を使用せずに、合鴨を用いて作物を育てる農法を指します。合鴨はお米作りをする上で排除しなければならない、害虫や雑草などをエサとして食べてくれるので、農薬や化学肥料、除草剤などを使わずともお米を栽培できるのです。また、合鴨農法の素晴らしさはそれだけではありません。合鴨の排泄物は自然由来の肥料としてそのまま使用できますし、合鴨が泳ぐことで土と酸素が混ざるので、お米が育ちやすくなります。合鴨農法はメリットが多い反面、非常に手間がかかる農法であるため、この農法で育てている農家は少ないようです。